『女だって働き続けたい!』そう思いますよね。でも、結婚や出産をはじめ育児や介護など、男性よりも女性が負担しているケースは多く、働きやすい職場を探したいと考えたことがあるのではないでしょうか?
私も離婚を経験し、ひとり親として家事、育児を行いながら働くという環境でかなり苦労してきました。壁にぶち当たった時にその問題を取り除きながら転職を繰り返してきました。やっと、家族との時間も大切にできる職場と巡り合うことができました。
この記事でわかること
- 女性が働き続けることができる仕事の特徴
- 女性が働き続けるために必要な注意点がわかる
- ひとり親でも働きながらもらえる手当や助成金がわかる
この記事を読んで、あなたにとって働きやすい仕事を探すことができます。ぜひ、最後まで読んでください。
女性が働き続けることができる仕事の特徴
まずは、女性が長く働き続けることができる特徴を3つあげてみます。長く働くためのチェックポイントとなるのでしっかり確認しておくと良いでしょう!
資格を活かせる
漢検、英検などをはじめ、現在の日本の学校では早い段階から資格取得を率先する学校は多い環境となっています。もちろん、看護師や弁護士など専門的な学校へ行き、取得した資格ならば、なお活かすことができるでしょう。
専門的な知識や、専門分野での活躍経験が『転職』についての強みともなりますので、『資格』は本当に抑えておくポイントとなります。もちろん、現在資格を持っていない場合でも、通信制などのサービスを利用することで、簡単に資格を取得することができます。
女性におススメの資格
食育や健康に関する資格は、職場で活かす以外に家庭でもその知識をいかしたり、フリーランスとしての活動も可能になるので大変おススメです。
- 【発酵食美インストラクター資格取得講座】
- 子どもから大人まで日々の食事で健康に「食育と栄養」の資格【食育栄養アドバイザー講座】
- 養生薬膳応用講座【日本統合医学協会】
- 【日本統合医学協会】メディカルハーブの資格取得
- 薬膳・アーユルヴェーダ・スパイスの資格を取得取得講座
- 病気にならない健康な体づくりに役立つ「健康長寿栄養学」の資格
\ 国が指定する無料の職業訓練を受講することができる制度 /
まずは、国の制度を確認してスタートするのも良いでしょう!
ライフイベントに対応できる
ワンオペですべてをこなすひとり親としては、子どもの参観日や面談、入学式、卒業式など様々なライフイベントをひとりでこなさなければなりません。休暇を取ったり柔軟な対応をしてくれる職場かどうかが働きやすさに繋がります。
休暇制度の取り入れ方や福利厚生制度が整っている職場を選ぶと良いでしょう。
実際、私が勤めたことがあるブラック企業では、入社前に「子供の行事などは休んでいいですよ」と言われていたのに、実際に休んだら陰で文句を言われたりして最悪な職場環境でした。サービス残業もしなければ仕事がこなせない職場の環境で、ひとり親の働く場としては「最悪」でした。
入社してからでなければ分からないことも多いですが、自分にとっての優先順位をしっかり念頭に向き合うようにしましょう。
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体力仕事はなるべく控える
なかには、体力仕事のパート仕事をしていてひとり親になったから、そのまま「正社員」でという人も多いかもしれません。ワンオペで家事育児も両立していくには、しんどくなるときがあります。
また、若い時にはよいのですが、歳を重ねるごとにしんどくなっていく場合もあるので環境が変わる時に今一度かんがえなおしてみるのも良いでしょう。私も体力仕事の仕事をしていて、家に帰ってクタクタで子どもたちと向き合う時間には寝てしまうということが重なったので、事務職に転職しました。
家族を養う年収を一馬力で得る
ひとり親だと子どもの年齢や預け先によっては、フルタイムの仕事が難しいケースもあります。子供の成長に合わせて仕事の仕方を変更できるのか、昇給や手当などはどのようになっているかが重要になってきます。
ひとり親家庭になって受けられる手当や助成制度
- 児童手当
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子どもがうまれてから中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3/31まで)
支給額 3歳未満 一律15,000円
3歳以上~小学校終了前10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生 一律10,000円
※所得制限あり
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別居中に相手に振り込まれ続けて使い込まれるケースがあるので離婚前の別居時は注意して!
- 児童扶養手当
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ひとり親家庭などで育成される児童に対して支給される手当
【支給対象者】
18歳に達する日以降の最初の3月31日までの間の児童(障害児の場合は20歳未満)
【支給要件】
父母が婚姻を解消したり、死亡・失踪した児童又は一定の障害状態にある児童
【手当額】(例:2023年4月~)
全部支給:44,140円(収入により減額される)
2人目以降:10,420円(同じく収入により減額される)
3人目以降: 6,250円(同じく収入により減額される)
【支給月】
1月、3月、5月、7月、9月、11月
ぽつりん毎月ではないので注意してね!
- 医療費助成制度
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ひとり親家庭などで育成される児童に対して支給される手当
【支給対象者】
18歳に達する日以降の最初の3月31日までの間の児童(障害児の場合は20歳未満)
【支給要件】
父母が婚姻を解消したり、死亡・失踪した児童又は一定の障害状態にある児童
【対象になる医療費】
一般診療費
処方された薬代
処置費用や手術費用などの治療費
治療に関わる材料費
【対象にならない医療費】
マッサージ
健康診断
予防注射
中絶や不妊治療
美容整形
ぽつりん日常に支障がないものの治療は対象外となります
- 障害児福祉手当
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『障害児福祉手当』は重度障害児がうける、精神的、物質的にかかる負担の軽減を図るための手当で、特別障害児の福祉向上を目的としています。
【障害児福祉手当の支給要件】
20歳未満で、精神や身体に重度の障害を有し、日常生活で常時介護を要し在宅している人に支給される。
【障害児福祉手当となる対象】
厚生労働省
- 生活保護
- 遺族年金
女性が働き続けることができる仕事選び
どんな仕事が良いか特徴をピックアップしてきました。さらに具体的にどのような職種選びが良いかを見ていきましょう。
- 事務職全般
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シングルマザーの約3割以上が就いている職種が事務職となります。事務職といっても一般事務、経理事務、営業事務など様々な事務があり人気の職種となります。
- WEB関連職
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WEB関連業務は、在宅ワークという選択肢も多くひとり親として仕事をしていくには大変働きやすい職種となります。業務打ち合わせや商談で事務所へ出向いたり、商談場所へ出向くことがありますが最近はWEBでの商談も多いので臨機応変に対応してもらえる場合もあります。
- コールセンターのオペレータ
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コールセンターでは、マニュアルに沿って受電や架電をおこなう簡単な業務となります。ほぼ、座っての業務となるので、体力面の負担が少ない業務となります。
女性が働き続けるために必要な注意点
働き続けるための特徴や働きやすい職種を確認しました。今度は注意点を見ていきましょう。
実際、働きやすい職種を選んだとしても就業先の企業によっては負担度合いに差がありますし、育児をしながらの就業に対して理解の少ない企業もあります。働いてみて、自分が働きにくいと感じた時は、無理をせず自分と家族を優先した判断をするようにすると良いでしょう。
また、通勤時間などのロスタイムは長年働き続けることを考えると、途中から負担となる場合があるので自宅から就業先への通勤距離の確認をしっかりおこないましょう。