誕生日に届くねんきん定期便、ついつい捨ててしまっていませんか?払込みを滞納したことなかったり転職などしてなければ特に気になるところもありませんし、捨ててしまっても問題はありません。
ですが、資産管理をする上で年に一度は年金の状況を確認しても良いと思います。
この記事でわかること
- ねんきん定期便が何かわかる
- ねんきん定期便の見方がわかる
- ねんきん定期便が届かない理由がわかる
ねんきん定期便て何?
誕生日月に届くハガキで、直近1年間の年金状況が記載されています。国民年金・厚生年金の加入状況や累計年金保険料納付額など、納付実績に基づく年金支給見込み額となります。
ねんきん定期便は捨ててしまったけどどうすれば良い?
結論、ねんきん定期便は捨ててしまっても問題はありません。なぜかというと、年金状況のお知らせなので特にそのハガキで何かをしなければいけないということではないからです。
もし、必要となる部分があるとすれば問い合わせをする時の『照会番号』や年金シュミレーションの『二次元コード』、『アクセスキー』が必要となります。
ねんきん定期便の再発行はできるの?
ねんきん定期便は汚損、き損、紛失の場合再発行できます。
『ねんきん定期便・ねんきんネット専用」窓口へ問い合わせするだけで再発行の手続きができます。
ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号を見てみる(日本年金機構公式サイトへ)
ねんきん定期便はいつまで保管しておく?
ねんきん定期便は、直近1年間の加入状況の確認となるので次のねんきん定期便が届くまで保管しておくと良いでしょう。
35歳、45歳、59歳とう節目の年齢に届く、封書のねんきん定期便は、基本的にハガキのねんきん定期便と同じ内容のものです。ですが、詳細状況が追加資料としてあるので10年程度保管しておくことが無難なようです。
ねんきんネットを利用するには?
ねんきんの状況をいつでも確認できる、ねんきんネットがとても便利です。
ねんきんネットでできること
・年金記録の確認
・年金見込み額計算
・追納など可能月数と金額の確認
・電子版「ねんきん定期便」の閲覧
・年金振込通知書等閲覧について
・国民年金保険料に関する通知書の確認
・通知書をマイナポータルで受け取るための設定
ねんきん定期便の見方は?
ねんきん定期便の内容って50歳以上と50歳未満は記載内容が違うと知っていましたか?
50歳未満の人は納付状況などがメインとなりますが、50歳以上の人は納入金額が確定してくるので年金見込み額の記載で老後の生活シュミレーションができるかと思います。
ねんきん定期便が届かない場合はどんな時?
ねんきん定期便が届かない場合は、次の理由があるかもしれないのでチェックしてみましょう。
届かない理由5つ
①住所や氏名変更届を提出していない
②会社に住所変更届を提出していても、会社の担当者が手続きを忘れている
⇒住所変更をした後に届かない場合は、まず会社に確認すると良いでしょう。
③基礎年金番号がない(1997年1月以降から付与される番号)
⇒何らかの理由で番号が付与されていない場合もあるようなので、他の4つに心当たりがない人は、日本年金機構に問い合わせしてみましょう。
④日本にすんでいない(海外在住)
⇒海外に住んでいても、ねんきん定期便をもらうことができます。日本年金機構の「ねんきん定期便申込ページ」で申請しましょう。(ねんきんネットが便利です)
⑤役所の手続きミス
まとめ
老後を左右する年金ですが、年金がもらえるようになるまで長い月日がかかりますし、今は年金に期待しない時代にもなってきています。ですが、20歳から納め続けているのでしっかり状況を確認して資産管理をすることが大切ですね。